みのり5月食育 味噌の仕込みをしました

2022-05-24 16:49
5月の食育活動で、大豆から味噌を仕込みました。
食育活動の前日に、5歳児さんが大豆を洗います。流水で丁寧にていねいに・・・。豆の感触や匂いを楽しみながら準備をしていました。


3・4歳児さんもそばで見学していましたよ。「これが味噌になるの~?」と不思議そうです。


「豆に触ってみてね。どんな感触かな?堅い?柔らかい?」と栄養士の先生に声をかけられて大豆に触ってみる子ども達 それぞれ、色々な印象を受けていたようです。


洗い終わった大豆を、このまま一晩水につけておきます。


一晩水につけておくと、水を吸ってこんなにふっくらとふくらみました。


ふくらんだ大豆を調理室で茹でたら、さらにふっくらと柔らかくなりました。大豆が冷めたら味噌づくりの準備が完了です!


いよいよ、味噌の仕込み開始です。「大豆の他に塩、糀・・・」味噌をつくるのに必要な材料を、栄養士の先生が教えてくれました。真剣な表情で話を聞く子ども達です。






大豆は小分けにして、足で踏んで潰していきます。「ちょっと難しいね」「せーの、いち、に。いち、に。」とかけ声をかけながら踏んでいる子もいましたよ








「そろそろ味噌を造れそうかな?」栄養士の先生と一緒に大豆の潰れ具合を確認。「もう大丈夫じゃない?」「潰れてるよ。」とみんなで確認していましたよ。


次に、糀をほぐして塩と合わせ、潰した大豆と混ぜ合わせていきます。糀がほぐれていく様子に興味津々で、ボウルの中をじーっと見つめる子ども達。「なんか匂いがするね」と声がすると、「嗅いでみたい!」とみんな集まってきましたよ。






潰した大豆を糀と混ぜ合わせていきます。始めは座って混ぜていた子も、立ち上がって全身の力を込めて混ぜていました。「かたくて、なかなか混ざらないよ~」と言いながらも頑張っていましたよ




「見てみて~」と、カメラにむけて味噌を見せてくれる子も。










しっかりと混ざったら、ボール状に丸めて味噌樽に詰めていきます。空気が入らないよう、力を込めて丸くします。






「じょうずに丸められたでしょ?」




丸めた味噌を、樽の中に押しつけるように入れました。この後、ラップをかぶせて味噌が空気に触れないようにして熟成させます。


来年の1月頃には、熟成が進んで食べ頃になります。食べ頃になったら給食の味噌汁や麻婆豆腐、味噌炒めなど、美味しくいただく予定です、楽しみですね